バードウォッチング・2005秋

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9月23日

 お彼岸になりました。

(彼岸花)

 印南台地へ、秋景色を取材に行きました。
 稲刈りはかなりすすみ、田んぼの8割は株が残るだけ。

(刈り跡)

 少雨のこの夏のため、溜池はどこもからからです。
 そんな池のひとつ、底まで現れたある池で、サギがパーティをしていました。30羽を越えるコサギ、チュウサギです。
 中にカワウ、オオバンも見えます。

 池を替えてみます。
 ここにもオオバンがいました。それとカイツブリ。そしてコサギが1羽。
 残暑の昼間、他にはあまり鳥影はありません。


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10月1日

 2年間、携帯電話につけて愛用していた野鳥のストラップを落としてしまいました。
 ジョウビタキを模して作ったもので、お気に入りでした。
 ・・・・・残念です。


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10月7日

 秋らしくもない残暑が続きます。

 今朝、出掛けに、マンションの空を見ると、ツバメの群れが輪を描いていました。
 30〜40羽の群れです。こうして群れて飛ぶ訓練を繰り返しながら、南へ向かう日を計っているのでしょうか。


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10月9日

 さわやかな秋空の日曜日、布引の秋の探鳥会に行きました。

 布引の探鳥会は初めて参加しました。
 9時、新神戸駅下に集合。わあ、たくさん来てる!

 まずは、駅前の生田川。ハクセキレイ、イソヒヨドリ、コサギがいます。それでは次は・・・とは動きません。 双眼鏡で丹念に鳥の姿を追っておられます。皆さん、研究熱心です。

 やっと動き出して砂子橋。橋の上から、またじっくり探鳥。
 川原にキセキレイ、カワセミを見ました。先を急いだグループはカワセミを見損なったようです。
 こんなこともあるから、なかなか動けないのでしょうね。

(キツツキの巣穴)

 ちいさい尾根を越えて徳光院の境内に入りました。
 ここのクスノキには、キツツキの巣穴がたくさんあいているのを教えてもらいます。
 上の写真中央の穴はアオゲラ、その右の枝の小さい穴2つはコゲラのものだそうです。
 奥の斜面でヤマガラ、シジュウカラの混群を確認します。
 コゲラが巣穴を彫っていました。

(コゲラの巣作り)

 この先は展望台から自動車道を辿ります。ヒヨドリの声ばかりが聞こえます。
 昼食予定のロープウェイ風の丘駅までゆっくり登ります。 (登りに専念していたら、私たちの通ったあとノスリがでたようです)

(アケビ)

 昼食後、ミサゴが空高く舞ってくれました。
 さて、グループごとにおもむろに出発。もう少し自動車道を上流へ。
 ここで、高いこずえにとまるエゾヒタキを見ました。初めて見る鳥です。

 工事用道路を通って下の遊歩道に降ります。ここからは貯水池沿いに下りです。
 布引貯水池は堰堤補強工事を終えて、この夏水を溜めたところです。
 「オシドリが来ている。」近年途絶えていたということで、参加者に興奮が走ります。
 「オシドリは池にかかったナラの団栗を餌にしており、布引貯水池は餌場で、塒は西区らしい。」 意外なことを野鳥の会の方が教えてくださいます。
 逆光で見づらかったのですが、オシドリは10羽くらいいて、遊歩道とは反対の西岸で泳いだり岸にあがったりしていました。

神戸新聞2005年10月25日 『オシドリ群れ4年ぷリ確認』

 最後は展望台で鳥あわせです。
 今日見た鳥は、コサギ、トビ、(オオタカ、ノスリ、ハヤブサ、キジバト)、ヒヨドリ、カワセミ、 キセキレイ、(セグロセキレイ)、ハクセキレイ、コゲラ、(モズ)、エゾビタキ、(ウグイス、エナガ)、 ヤマガラ、シジュウカラ、(メジロ、ホオジロ)、カワラヒワ、イソヒヨドリ、スズメ、(カケス)、ハシブトカラス、 (ハシボソガラス)、ミサゴ、オシドリ、カイツブリ。(私は見ていません)

 探鳥会は事前に見られるであろう鳥を予定し、また見慣れた人が多く来られているので、確実に鳥を見せてくれます。
 一方で個人のペースに合わず、また「出会えた!」という感激が薄くなるような気がします。

 鳥あわせがすんだところで、展望台前の目の高さをタカが飛んでいきました。
 背が海松茶色で尾が長い、オオタカかハイタカのようです。
 最後に得をした感じでした。

(ハリガネムシ)

 風の丘で踏み潰されたカマキリ。
 よく見ると線虫も一緒に干からびています。こんなに長い虫が腹の中にとぐろを巻いているんですね。


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10月14日

 天王寺公園へ展覧会を見に行きました。
 裏の茶臼山に向かう河底池にゴイサギが群れになって棲みついていました。

(ゴイサギ)

 ゴイサギ。新しいカメラで撮りました。でも、もう望遠レンズに不足を感じています。

(ホシゴイ)

 ホシゴイ(幼鳥)も成鳥より多いくらいいました。

 ゴイサギは、家のまわりでは、溜池の、陰になったハケのあたりや川端のこんもり繁った木影で、 夕方頃に時たま見かけるくらいです。見つけたかと思うとすぐ飛び去る、臆病なサギです。
 だから、あまりじっくり見たこともありません。
 それが10羽以上群れになって林にとまっていたので、驚きました。
 ひょっとして、ゴイサギは都会で増えているのでしょうか?


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10月16日

 夏前に腰の痛みが出てから、いなか道ジョグはお休み状態でした。
 雨上がりの日曜日、すっかり秋らしくなったので、神出に鳥見に出ました。ただし往復は車ですけれど。

 溜池の堤を上りながら上空を見ると、タカの姿が見えます。 双眼鏡を向けると、尾羽が円くどうもトンビではないようです。
 かたわらを舞うトンビに比べ少しずんぐりして羽も白っぽいようです。 どうもノスリのようですが、判定するには高すぎます。 遠く近く、高く低く飛びながら、そのタカはやがて北の空へ消えていきました。

【2002.01.13】はじめてノスリを見た日。
【2005.11.12へ】

 でも、このノスリ出現に気を良くして、ちらちらと空を見ながら行きます。まあ、大方はトンビですが。
 向こうから低く飛んで来た白い大きな鳥も、アオサギだろうと期待せず双眼鏡を向けました。
 いや、違いました。ミサゴです。

 溜池にはコガモらしいカモの群れが浮かんでいました。もう10月半ばですからね。
 モズが高い枝で鳴いています。でも、ツバメもまだ飛んでいます。
 その他には、スズメ、ハシブトガラス、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、カワラヒワ、それにホホジロ。 ドバトが大きな群れをつくって田んぼの上を飛ぶ姿が目立ちます。
 水辺で見たのは、バン、カイツブリ、カワウ、コサギ、チュウサギ、アオサギ、 それに鼻を出して、腰を振って泳ぐヌートリア。


10月17日 追記

 16日、「ツバメもまだ飛んでいます。」と書きました。
 このツバメ、尾羽が短くて2つに分かれておらず、下部が白いように見えました。 ハンドブックをよく見ると、どうもショウドウツバメだったようです。
 昨日、近くでショウドウツバメをご覧になった方がおられます。


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10月22日

 渡りのムギマキの姿を探して、菊水山の探鳥会に行きました。
 日本海を東進する低気圧から伸びた寒冷前線が、朝から上空を通過し、風雨の心配もありましたが、 幸い雨は降らずバードウォッチングを楽しめました。

 鈴蘭台駅から神鉄車庫へ、そしてそこから菊水山登山です。
 登山口で野鳥の会の今日の担当、北野さんから説明がありました。
 「ムギマキは大陸沿いに、東シベリアからインドシナへ渡ります。 その一部が西日本を通過することがわかってきました。」
 「今年は、山の木の実がたっぷり実っています。 一方でヒタキ類が少ないと言われています。」
 「山のあちこちに実があるので、1つのポイントに現れる鳥は少ないのかもしれません。 小鳥の数は難しい。」

 菊水山の中腹あたり、カラスザンショウの群落でムギマキを待ち構えます。
 15分、30分と待ちますがメジロは入ってきても待望のムギマキは現れません。

 下のポイントで現れたと連絡が入り、そちらへ移動します。
 藪越しに見る鳥の影は見づらいものです。
 待ちくたびれた頃、やっとムギマキが現れました。ホバリングしながらカラスザンショウの実を啄ばんでいます。 私はちらりと姿を見ましたが、ヨメさんは見そびれてしまいました。

 今日現れたのは、スズメ、ハシボソガラス、キジバト、ヒヨドリ、セグロセキレイ、キセキレイ、 メジロ、キビタキ、そしてムギマキ。
 茂みの上空に、トビ、ハヤブサ、それとハイタカらしいタカが現れました。


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10月30日

 昼食後の腹ごなしにと、家の周りを散歩しました。

 以前に嫁さんがジョウビタキを見つけた、住宅地とゴルフ場との境目で、カラスザンショウの木を見つけました。
 コゲラがくるくるとサンショウの枝を辿っています。 と、ぴょんと実にとりついて盛んにその実をむしりだしました。
 実は枝のてっぺんにあり、見通しがよいのでコゲラはおちつかないようです。 ヒヨドリの声が聞こえるとコゲラはぱっと葉の茂みに戻りました。
 カラスザンショウの実に未練があるのか、コゲラはまた枝を辿ります。

 林には、メジロ、シジュウカラ、コゲラがいましたが、ジョウビタキには会えませんでした。


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11月3日

 “秋のタカ観察総仕上げ”と紹介されてた、西宮の北山公園での探鳥会に参加しました。

 出かけしなに見るとガソリンが空! スタンドにまわった分時間が無くなり、イライラ気分で高速北神戸線を走って行くと、 45分ほどで集合地点の北山墓園入り口に到着。
 助手席の嫁さんに、また早すぎると嫌味を言われます。
 それでも、野鳥の会のメンバーは既に集まっておられます。 「あの木の天辺にジョウビタキ」早速鳥見の開始です。
 ちなみに、ジョウビタキを見るのはこの冬初めてです。

 あいにくの曇り空。地面が暖まらず、上昇気流が出来ないので、お目当てのタカはなかなか現れません。 あたりの木立を見ても、さして野鳥も見られません。
毎回探鳥会で思うことですが、鳥より双眼鏡のレンズのほうが多いようです。

 北山貯水池を奥までつめて戻って来ると、ようやくトンビが甲山の上を舞い始めます。 まだ遠い鳥の影を見つけては、皆で一斉に、しゃぶるように見ていきます。

 参加者はつぎつぎ鳥を見つけて位置を報告します。それをいちいちリーダーが確かめて引導を渡します。 「あれはトビですね」

 わずかに選別された鳥はノスリ、ハイタカ、ミサゴでした。


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11月5日

 ながく休んでいたジョグを、そろそろ始めようと朝から鳥見に出ました。

 ぽかぽかと暖かい日でしたが、鳥の姿はあまり見かけません。
 鍋谷池の端まで行くと、西の林からタカが1羽飛び立ちました。
 谷から出て明石川側の段丘へ回ると、先ほどのタカが電柱で羽を休めていました。チョウゲンボウでした。

   【2005.01.03へ】
   【2006.12.10へ】

 今朝見かけた鳥は、スズメ、ハシボソガラス、キジバト、ホホジロ、カワラヒワ、モズ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、ミサゴ、コサギ。 ヒバリ、メジロやウグイスも声は聞こえていました。

 家に帰って、嫁さんと一緒に米をもらい受けに行きました。 米は近所の農家で直販してもらっています。 玄関の軒下で、嫁さんが鳥を見つけました。ジョウビタキ、こんなところに来ていました。


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11月12日

 正午過ぎから鳥見に出ました。

 あいかわらず鳥の少ない晩秋です。
 明石川右岸の段丘へ上ると、遠い雑木林の上空をトンビが飛んでいます。 今日は一羽ずつ丹念に確認していきました。
 一羽トンビではない、鳥がいました。ノスリのようです。

   【2005.10.16へ】
   【2006.02.04へ】

 また川を渡って戻ると、田んぼにおよそ10羽のケリの群れがいました。

 今日見た鳥は、スズメ、ハシボソガラス、ムクドリ、ハクセキレイ、ホホジロ、ダイサギ、トンビ、ノスリ。

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11月19日

 この一週間、寒い日が続きました。今朝も良くはれた寒い朝です。

 ジョグで明石川右岸の段丘へ上がりました。遠くをトンビが飛んでいます。あとはカラスくらい。 今日も鳥の姿は少ないようです。
 鍋谷川の谷に入りましたが、こちらにもあまり鳥は見かけません。

 また明石川側へ戻りました。田んぼからシギの類が二羽飛び立ちました。タカブシギかしら。 双眼鏡で追いかけましたが、1kmほども離れた藪のあたりで姿を見失ってしまいました。

 今日見た鳥は、スズメ、カワラヒワ、キジバト、ドバト、ハシボソガラス、ヒヨドリ、ヒバリ、 ハクセキレイ、ホホジロ、ジョウビタキ、ダイサギ、トンビ。
 藪のウグイスをうまく見つけました。ウグイスの姿を見るのは久しぶりです。


11月26日

 今朝、櫨谷へ朝ジョグに出ました。

 上流まで行って、また県道まで降りてきて、それから県道の谷を上ろうとしました。
 拡幅した県道の下の、二面張りの川です。すぐ正面の鳥と目が合ってしまいました。 キジバトかな、と見た目が黄色い猛禽の目でした。
 飛び立ったあとを探すと100mほど上流にとまったようです。
 近づいて双眼鏡を合そうとするとまた飛びます。 また、10mほど上流に下ります。走って行くとまた飛んで、今度は丘の上。

 背中が灰色でしたが、大きさから考えるとオオタカだったかもしれません。

 今日見た鳥は、スズメ、モズ、カワラヒワ、キジバト、ドバト、ハシボソガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、 ハクセキレイ、セグロセキレイ、ホホジロ(声のみ)、ウグイス(声のみ)、アオサギ、トンビ。
 そしてオオタカ(またはハイタカ)。


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