2025年12月 新型コロナウイルス感染症-冬の感染(14波)


 新型コロナウイルス感染症の冬の感染期が近づいてきました。
 昨年冬は、この時期に新型コロナの感染者数が立ち上がり始めていますが、今年はまだまだ。

(インフルエンザと新柄コロナ) (インフルエンザ系統)

 数週間前からインフルエンザによる感染者数が急増しています。
 昨シーズンはA型(H1)pdm09(豚フル)の感染でしたが、 今シーズンは新たに発生したA型(H3N2)のK型亜系統が急拡張しています。

 A型(H3N2)K型亜系統:香港型インフルエンザのA型(H3N2)のうちの変異系統のひとつ、  J.2.4.1 系統 の亜系統(subclade)K のことをいう。
 2025年9月以降、国内で解析されたH3ウイルスのうち約96%がサブクレードKというデータが示されている。



 新型コロナウイルス感染の動向と
 インフルエンザ感染の動向

  コロナ 全国平均 (昨年同期) インフル全国平均 (昨年同期)
第46週(11月10日~11月16日) 1.91人 (1.90人) 37.73人 (1.88人)
第47週(11月17日~11月23日) 1.64人 (1.81人) 51.12人 (2.36人)
第48週(11月24日~11月30日) 1.44人 (2.42人) 44.99人 (4.86人)
第49週(12月5日~12月7日) 1.26人 (3.07人) 38.51人 (9.03人)
第50週(12月8日~12月14日) 1.21人 (3.89人) 36.96人 (19.06人)
第51週(12月15日~12月21日) 1.24人 (5.48人) 32.73人 (42.66人)
第52週(12月22日~12月28日) 1.32人 (7.01人) 22.77人 (64.39人)
第1週(12月29日~1月4日) 1.13人 (5.32人) 10.35人 (33.82人)
第2週(1月5日~1月11日) 1.58人 (7.08人) 10.54人 (35.02人)
第3週(1月12日~1月18日) 1.54人 (5.62人) 11.33人 (11.38人)
第4週(1月19日~1月25日) 1.99人 (6.06人) 16.64人 (11.06人)
第5週(1月26日~2月1日) 2.49人 (6.06人) 30.03人 (5.87人)
第6週(2月2日~2月8日) 2.71人 (5.82人) 43.34人 (3.78人)
第7週(2月9日~2月15日) 2.13人 (5.15人) 41.44人 (2.63人)
第8週(2月16日~2月22日) 1.83人 (4.95人) 34.54人 (2.21人)
第9週(2月23日~3月01日) 1.34人 (4.42人) 22.66人 (1.89人)
第10週(3月02日~3月08日) 1.26人 (4.07人) 14.33人 (2.02人)

(インフルエンザと新柄コロナ) (インフルエンザ系統)

 新型コロナウイルスの感染者数はまだ下降傾向にあります。 この冬の感染拡大は遅れているようです。
 一方、インフルエンザも2週続けて減少しており、一安心です。



(インフルエンザと新柄コロナ) (インフルエンザ系統)

 歳が明けて、確定した年末の新型コロナウイルスの感染者感染状況を整理しておきましょう。
 12月後半になって、新型コロナウイルス感染者が徐々に増えてきましたが、昨年に比べ感染は遅れています。
 年代別の推移をみると、増えているのは60歳未満の未成年・現職層です。高年層は最低水準をまだ維持しています。

 インフルエンザも4週続けて減少しています。



 正月に一旦減少したインフルエンザが、再び拡大しています。
 12月までの感染はA型でした。年が明けてからはどうもB型が感染を増やしているようです。

2026年2月16日 18:59 日本経済新聞電子版
インフルエンザ、1医療機関あたり感染報告40人超 2週連続警報レベル

 厚生労働省は16日、全国約3千の定点医療機関から2月2〜8日の1週間に報告されたインフルエンザの感染者数は 計16万4744人で、1機関当たり43.34人だったと発表した。 前週比1.44倍で5週連続の増加。警報レベルとされる1機関当たり30人を2週連続で上回った。 沖縄を除く全都道府県で前週に比べて増加した。

 今シーズンは、昨年11月10〜16日に初めて30人を超え、翌週は今季最多の51.12人に達した。 その後は減少し、年末年始の週は10.35人まで下がったが、再び増加に転じ、 前週の1月26日〜2月1日に再び警報レベルを超えた。 今週は最多だった週と、翌週の44.99人に次ぐ高水準となった。
 1シーズンに2度、警報レベルを超えるのは、少なくとも過去10シーズンで初めて。

 今季は当初、A香港型(AH3型)ウイルスの新たな変異株が拡大したが、 昨年末以降、B型の検出割合が増加傾向にある。 1月5日以降の5週間では、検出されたウイルスの48%がB型だった。 A型にかかった人が、B型に再び感染するケースもあり、 B型が広がった影響で、感染拡大が続いているとみられる。

 2月2〜8日の週に、都道府県別で1機関当たりの感染者数が最も多かったのは鹿児島の74.82人。 大分の69.67人、千葉の62.69人と続いた。少なかったのは、香川の14.87人、鳥取の15.24人、北海道の16.68人など。

 休校や学年閉鎖、学級閉鎖となった小中高校は計約9920校で、前週の1.6倍に増えた。
〔共同〕

 新型コロナウイルスのほうは感染は低調です。 幸いですが、まだ暫く寒い時期が続きますが、どんなもんでしょうかね。


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