北海道は22日、白老町の養鶏場で発生した高病原性鳥インフルエンザが疑われる事例について、 遺伝子検査の結果、陽性と確認されたと発表した。 養鶏場での陽性確認は全国で今季初。防疫のため、飼育されている採卵鶏約45万9千羽を殺処分する。
(以下略)
〔共同〕
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昨年に続いて10月半ばから、養鶏場での鳥インフルエンザ感染発生が報じられました。
この養鶏場は採卵用鶏を飼育していて、殺処分数は道内の採卵用鶏のおよそ10%になるそうです。
これまでの発生は早い順に
令和6年10月17日、
令和4年10月29日、
令和2年11月5日でした。
昨年度末時点の、R2、R4、R6各シーズンの発生件数と殺処分羽数の推移のグラフがあったので表示しました。
比較すると、R6シーズンは発生件数に比例するように殺処分が進み、被害の拡大を抑えることができたようにも見えます。
一方、発生源となる野鳥には感染防止措置は執りようがなく、各事業者の施設のほころび修復が求められるところです。
北海道は2日、恵庭市の養鶏場で、高病原性鳥インフルエンザの疑いがある事例が簡易検査で判明したと発表した。 北海道によると、遺伝子検査で陽性と確認されれば、今季の養鶏場での発生は北海道白老町に続いて全国2例目となる。
(以下略)
〔共同〕
とりあえず、昨年よりは感染拡大はスローペース。
新潟県は4日、胎内市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザの疑いがある事例が確認された事案について 遺伝子検査を実施した結果、陽性が確認されたと発表した。 養鶏場での確認は北海道の白老町と恵庭市に続いて全国で今季3例目。 養鶏場で飼育されていた採卵鶏63万羽を殺処分するほか、 発生農場の半径10キロメートル区域内の鶏の搬出を制限する措置を講じる。
恵庭の例に2日遅れで、新潟でも確認されました。
採卵鶏約28万羽・ケージ飼い。
肉用鶏約4.8万羽・平飼い。
肉用鶏約7.5万羽・平飼い。